君の肌を壊す夜



「出来心だったの…?

偶然に酔っ払った兄の婚約者を見つけて

抱いてみたくなった?

…その後がどうなるかなんて考えもしなかった?!」


すると、何も言わずにあたしを睨みつけた彼。


あたしの肩を捕まえてる手に痛さを感じるほど力が入ってる。



「痛いっ…」


「来いよっ…」


そう言うなり今度はあたしの手を捕まえて歩きだす。