「…知ってたって言ったら?」 顔は笑っているのに、冷たい眼差しに あたしは少しの恐さと苛立ちで、頭ん中がぐちゃぐちゃになりそう。 「自分の兄の婚約者だって知っててあたしを抱いたわけ?」 彼は小さなため息をつきながら頷く。 「言っただろ?一夜限りの関係なんだからって…」 「あなたの行為はお兄さんを… 大翔を裏切ったのよ?」