君の肌を壊す夜




「バタバタが終わって


ようやく会いに行ったらもう、貴女は引っ越した後だったし…


こっちに転勤願いだして先月やっと移動して来たんだよ…」


「…あたしのため?」


「…俺のため。」


瞳が合った瞬間


吸い込まれそうになる。



「やっと会えた」そう言ってもう一度、強く抱きしめてくれた。


その声が震えていた。