忘れたくない時には忘れてて 忘れたい時には忘れられない。 あたしは覚えてる。 この声を。 聞くだけで 鼓動が跳ねて お酒よりもあたしを酔わせる。 「お前らもう来たの!?」と冬吾の残念そうな顔。 どうしても振り返れないあたしに痺れをきたしたのか 眉間に皺を寄せて 怒った表情をした優貴があたしの顔を覗いた。