「俺の傍から離れていかないで?」 「離れないよ…」 ただ、あたしには責任がある。 彼を愛した責任が…。 「優貴…あたしを離さないでね?」 「当たり前。 …一緒に兄さんを救おう?例えそれが偽善でだったとしても」 「ありがとう…」 彼の背中にそっと腕をまわした。 愛してるさえ今は言えないけれど 「貴女をめちゃくちゃにしたい。 俺しか見えないように その目に、もう俺以外の誰も映さないように…」