「何か思い出せた?」 あたしを見るなり 不適な笑顔を浮かべた彼。 恐怖で 心臓が跳びはねる。 「何も…。 思い出せないから帰ろうかと思ってた。」 「…そう?そうか…それなら俺も一緒に帰るよ」 「…知ってたんだね?あたしに失った記憶がある事…」 挑発したあたしに、身体をビクつかせた彼。