結婚を前に一人で旅行をしてみたくなりました。 突然、ごめんなさい。 誰が聞いても納得するわけの無いメールを大翔に送信すると あたしは、勤めていた職場も辞めた。 失ったままでいい思い出なんかがあるはずがない。 なぜ、みんなが優貴の存在をあたしに打ち明けなかったか その理由と 大翔と出会った理由。 失った記憶を取り戻したくて あたしは結婚式までの残りわずかな時間を 記憶のために使う事にした。 大翔、ごめん。 あたし 知りたいんだ。 あたしの事を。