「どうしたんだよ? 兄さんにこんな事バレたら婚約解消されちまうぞ。」 冷たく言い捨てた言葉。 グイっとあたしを引き離した腕。 困惑した表情。 傷ついた瞳が、あたしを睨む。 「突然、また一夜の思い出でも欲しくなった…?」 あたしを嘲笑うように 軽蔑するように… 彼は呟いた。