君の肌を壊す夜




「なんで泣いてんの?

火傷、まだ痛い?」


慌てて、あたしの涙を拭う指。



あたしはこれも知っている。



言葉に言い表せれない気持ち。



まだ、混乱する頭の中。



それでも



あたしの心が叫んでる。



あたしの頭ん中に響いてる。



『やっと会えた』って…




混乱したままの思考回路。


気がつけば、想いのままに優貴の胸に抱き着いていた。