君の肌を壊す夜




だけど、あたしの願いとは裏腹に今まで眠っていたのかスエット姿に寝癖をつけた優貴が顔をだし、あたしを見て硬直した。


「えっ?!なんで?!」


「いや、あの…野菜をおすそ分けに…

起こしちゃったみたいでごめんなさい。」


硬直したままの彼に野菜の入った袋を渡して、さっさと帰ろうと歩きだす。


「えっ?!ちょっ…待ってよ。」


慌てたのか袋を落とした彼があたしを追いかけてくる。


振り返ったあたしが見たのは床に転がった野菜。