『ああ…いや、今うちの親、旅行中。』 「えっ?!マジで?」 『せっかく持って行ってくれたみたいなのに悪い。』 「ううん。連絡もしなかったあたしが悪いから。」 そうは言ったものの、この量を必死に持ってきた事がむだ足になった事を知って、ガクンと気が落ちる。 「また、この荷物を持って帰るわけ…?」 うんざりする気持ちで、よいしょっ荷物を持つと不意に浮かんだ優貴の顔。