「ん....。ねむっ..おきな..きゃ......」


・・・・・!!

「って!!もうこんな時間!?遅刻しちゃうよぉ(泣)
おかーさん!なんで早く起こしてくれないの!?」

「あら!お母さんは早く起こしたわよ。
そしたらあなたが「五分寝かせてぇ~」とか、
言って寝ちゃったわよ」

「すいません.......って!!遅刻 遅刻!!」

「愛梨!ご飯は??」

「いっ、いらない!いってきまあーす!!」

ガチャン!

・・・・・・・・・・・・・・・

佐藤愛梨。高校2年生。部活には入っていないよ。
恋愛経験はそこそこ。でもあんまりパッとしない
誰でもしているような恋愛をしてきた。


「愛梨!おっはぁー☆!」

「あ!!唯!おっはー☆!」

この子はあたしの一番の親友の新塚 唯。

幼稚園からの仲で、腐れ縁なんだ♪
ケンカもたくさんしてきた(笑)
でも、あたし唯のことだぁいすきっ☆

「愛梨!遅刻するっっ!走るよ!」

「えっ!嘘!待ってよぉ~(泣)」

......とまぁ、こんな朝を毎日迎えている(笑)

「「ギリギリセーフ」」

「よかったぁ~遅刻したら、説教だったよぉ」

「愛梨は遅刻の常連さんだもんねぇ。」

「あははははははは。」

「あ!今日、ショッピングモールで買い物しよ?」

「いいねぇ。新しくできた雑貨屋さんいきたぁい!」

「んじゃぁ、学校終わったら、モールの前の
神社で集合!」

「りょーかいです!」

キーンコーンカーンコーン

「やべ!先生キター!」