キミはリア充。



もういろいろぶっ飛びすぎてて、オレは怒りすらわかず、ただ呆然とつぶやいた。

「え、オレ、なんかした…?」

「黙れ。リア充に発言権はない」

は、リア充てなに?
強姦魔みたいな意味でもあんの?

「あのー」

だが、とりあえず先にすることがある。

「どいてほしいんだけど」

「…わかった、どいてやる」

いつまでもオレにまたがってる気はないらしい。
宮迫はあっさりどいてくれた。

さて、じっくり話を聞かせてもらわねーとな。

クラスにこんな攻撃的な生き物がいたんじゃ、安心して机に座ってられない。