【零】
Mugiを人目につかないところへ呼び出した。
「Mugi、てめぇ芸能界ナメてんの?」
「あんたそうとうの猫かぶりなのね」
「てめぇもだろ? Mu・gi」
こいつも俺と同じく人目につかなければこんな態度をとるようだ。
「で?さっきの質問に答えろよ」
「ナメてないけど?ナメてたら頂点まできてないもの」
ほんっとむかつくな。こいつ。
「俺がモデル界のtopだ」
するとMugiは不敵な笑みを浮かべ
「あたしがtopに決まってるじゃない」
つくづくむかつく!!!
Mugiなめてんじゃねーよ…
「邪魔なんだよ。てめぇ」
「その言葉そっくりそのままあんたに返して差し上げるわっ!!」
「このカス」
「うっさいのよ!馬鹿っ!」
「んじゃ、仕事頑張ろうぜ?仮のtopのMugiちゃん♪」
「そうね?あともう1つだけ言っておくけど、あなたの時代は終わったの。これからはあたしの時代よ。」

