翔太先輩は「もう少しだから」とみんなに聞こえないように悪戯な笑みを浮かべながら一言そう言った。
そして今度は1回離れて安心しようとする前に…
むしろさっきよりももっと顔を近付けてきて…
キスができる距離まで先輩が来た。
もう…どうしたらいいか本当に分からない。
だってこんな経験したことないもん…
あたしこのまま全校生徒の目の前で…
西野くんの目の前で…
翔太先輩とキスしちゃうのかな?
あたしは拒むことができずに、ぎゅっと目を瞑って翔太先輩に全てを任せた。
もう来る!って思った瞬間…
目を瞑ってて分からなかったけど、何かが起きた。

