西野くんの偽カノジョ





「それでは今年度のイケメンコンテストの結果を発表します!



尚、第四位以降は時間により省略させていただきます。



第3位!



爽やかイケメン!2年生の市川晴斗くん!」



「まさかだ…」



すっごくびっくりしてる市川くん。



市川くんは自分が入賞するなんて思いもしなかったのかそれしか言わなかった。


西野くんの方にみんな行っちゃうからって言ってたけど



あたしは市川くんも西野くんと同じくらいモテると思う。



「では次に第2位!



今年初出場を果たした隠れイケメン!



3年生の葉山翔太くん。」


「え…」



こちらは本当に一言のみ。先輩…固まっちゃった?



でも凄い!翔太先輩!



これを機に一気にモテるような気がする。



もう図書室で話したりできなくなっちゃうのかな。


それはそれで淋しいな。


先輩が良い人だってことを知ったのはあたしの方が先なのに…




「それでは最後に今年度のミスターを発表します!



ドラムロール!」



司会者の声で音が鳴り始めた。



このもどかしい時間に関係ないあたしが緊張してきた。