「結衣…もっともっと西野くんのこと見てみなよ。
そしたら西野くんの好きな人がすぐに分かるよ。
好きな人は誰か分かったけど西野くんが結衣に言ってないなら私も言わない。」
確かに今すぐ言えば少しは事が早くなるかもしれない。
だけどそれじゃあ2人のためには絶対にならない。
それにこんなに自分はありえないと思っている結衣が信じる訳がない。
だから2人でお互いが両思いのことに気付いて欲しいな。
「うん…頑張る!」
「結衣ならきっと答えが分かるよ。
それよりさ〜!一緒に寝ちゃったんでしょ?」
「う…あたしが自ら入ったんじゃないもん。」
結衣は顔を手で覆いながら話す。
その後も結衣と西野くんの話をしながら1日を過ごした。

