「休憩入りまぁーす!!」 休憩時間になってしまった…。 「美咲ちゃん♪ うちの楽屋で、お弁当食べない?」 うぅ……。 苦手だな…誇景さん…。 「分かりました…。」 結局、一緒に食べることになった。 岸戸ちゃんも、来てくれるよねぇ…? 「ごめん、美咲! ちょっと事務所に戻んないといけなくなった! 本当…ごめん!!」 神様…… あんたは意地悪だぁーーーー!!!! 「いらっしゃい♪美咲ちゃん!」 はははっ……。 この時、あたしは 魔の扉を開けてしまったことに 気付いていなかった―――。