~次の日~ 「ねぇ、君可愛いねぇ♪ 俺らと遊ばない?(笑」 私ったら… 何やってんだか…。 頭がぼんやりして 今がどういう状況なのか 分からない…。 「聞いてんのぉ?」 「……離して。」 弱弱しく言う私の言葉は ただ、ナンパ男達を 煽るだけだった。 「離してだって♪ ついてきてくれたら離したげる♪」 キモイ…。 触らないで…触れないで。 こんな時、 瓜生君だったら私を 助けてくれたはずなのに…。 「おい。」 もう彼はいない…。 「離してやれよ、嫌がってんぞ。」