不良少女とストーカー!?②~新たな出会い達~






苦しんで苦しんで、
それでも

瓜生君のことを忘れることはなかった。


「まだ…好きだから…、
まだ好きだから瓜生君に近づいた!
美咲ちゃんにも近づいた!
幸せをぶっ壊そうと思ったの!!」


幸せそうな2人なんて見たくない!
ただ、
見たくないだけだった。


「…富渡……。ゴメン。
中途半端にお前の期待を裏切って。
でも、俺はお前に答えれない。」


知ってる…。
そんなの最初っから…。


「俺は、美咲しかいないんだ。
美咲じゃなきゃダメなんだ。
今もこれからも、俺は

美咲じゃなきゃ嫌なんだ。」


瓜生君は美咲ちゃんに
溺愛し過ぎてる…。

それが、ただ羨ましかっただけ

って思えてくる。


「本当にゴメン。
俺、美咲追いかけるから…。」


そう言って瓜生君は
行ってしまった。