ゾクッ―――。


本当に言ったほうが良いのかも
しれない…。

これ以上怒らせるなんてしたら
何をされるか…。


「……本当よ。」




「全部かよ…。」




「えぇ。
私は美咲ちゃんに嫌がらせしてた。
もちろん、瓜生君の知らないところで
だけどね。」




「なんでそんなことしたんだよ!?」




「そんなの決まってるじゃない!!
私がまだ、瓜生君のことが
好きだからよ!!」


言ってしまった…。
今日は私の誕生日なのに…

最悪だわ。