不良少女とストーカー!?②~新たな出会い達~






あたしは、一気に青ざめた。

もし…
当たっていたらと思うと
ゾッとする―――。


「…今日は……帰ります。」




「そうした方がいいわ。
瓜生君に臭い匂いは嗅がせたくないもの。」


『臭い匂い』―――。

今のあたし、臭いんだ…。

それじゃあ
翔太にも迷惑かけちゃうよね…。


「じゃぁ…さようなら。」




「待って!美咲ちゃん!!」


もう…なんなの?
早く…早く1人になりたいのに…。


「美咲ちゃん!
私、今日最高の日にするの!」


そんなの、
楽しめばいいじゃない…。