不良少女とストーカー!?②~新たな出会い達~






何これ…。


「美咲?顔色悪い―――おい!!」


あたしは、翔太の言葉を
聞かずに走った。

トイレに。


「ゲホッゲホッ…。」




「お客様!大丈夫ですか!?」


心配して来てくれた店員の人が
ティッシュと雑巾を持ってきてくれた。

最悪―――。

あたしは、吐いてしまっていた。

一体何が入ってた?
この味……




知らない味―――。

でも、すごくマズイ。


「なんなのよ…もぅ……。」


あたしは泣いていた。