海の記憶に残る恋

「これが第二ポイントのトンネルだね」




シンジは落ち着いて言った。




まゆは、うん、とうなづいた。




トンネルは片側一車線の細くて暗く、長いものだった。




確かに薄気味悪いトンネルだな、とシンジは思った。




しかし、二日酔いの苦しみがあったので、どこか恐怖が半減していた。




シンジは、また面白半分で、まゆに言った。