海の記憶に残る恋

シンジがサマーベッドの上で荷物番をしていると、やがて、妻と娘が帰ってきた。




「ねえ、パパも一緒に遊ぼうよ」




娘がシンジにじゃれてくる。




「うん。でももうお昼だからさ、ご飯食べようか。パパとはご飯食べてから遊ぼう」




シンジは妻と娘の三人で簡易休憩所に向かった。




いろいろと思い出してみると、とても懐かしい場所だった。




従業員の顔ぶれをみるとまったく知らない人ばかりだ。




きっと店長も今はここにはいないのだろう。