「そうだね!
どこから周る?
あ!…2年4組からか♪」

含み笑いでユリに
問いかけると、

ユリは、幸せそうな
キラキラの笑顔で
コクンと頷いた。

「ん♪、じゃあ
2年生の方行こ♪」

今度はモモが、
ユリの腕を引っ張り
先頭きって歩き出した。