君から離れた自分

さよならを言えなくて

旅立つ君を見送る事しか

出来なかった自分

取り残された儚い思いは

炎の様に燃えて尽きた

覚えているのは

君の輝く金色の瞳

遊ぶようにからかって

その笑顔残して去っていく

もしそこに君がいるのなら

もう一度だけ抱きしめて



消えていく思い出

悲しみが空を包む

君が消えたあの日に

一体何をしてしまったのか

君を失ったあの日の記憶も

光の様に流れていった

覚えていたのは

君が見ていたあの夕陽だけ

他愛もない話をして

笑っていられたあの景色

もしそこに君がいるのなら

もう一度だけ名前を呼んで



目から零れた涙の雫が

夕陽と同じ赤色に変わる

君が褒めてくれたこの青い瞳も

悲しい色に染まっていく

もう届かないなんて信じたくないよ

もっと一緒にいたいよ

もっと話をしたいよ……

黄昏はただ立ち尽くす


Ah…黄昏TWILIGHT


取り残されたのは自分だけ

炎と光は重なって消えた

覚えているのは

君の輝く金色の瞳

いつだって一緒にいて

いつの間にか消えていた君

もしそこに君がいるのなら

もう一度だけ抱きしめて


ただ一言だけ泣かないで……





蒼色キャンディ
エイメルより