「美月…彼氏居るのか?」 頼む、嘘であってくれ。 と、目で訴えるようにして美月を見る。 「稜也は彼氏だよ。 本当にカッコいいの!! お兄ちゃんにも会わせてあげるね♪」 駄目だ…ダメージが大きすぎる。 「美月…ちょっと一人にしてくれ」 そう言って、リビングを後にして二階の自分の部屋へと行く。