俺様王子のお姫様



「‥―っ‥‥」

言い返せなかった‥―


見透かされているようで‥
言い返せなかった‥


「‥篤輝!」

「おう!‥ありがとな!」

俺は走り出した


「十分かっこいんだから、
かっこつけてんなよな〜!」


背中越しにそう言う海地に
背中を押されながら