俺様王子のお姫様



「‥でも、
俺が忘れられなかった‥」

「‥ぇ?」

「‥星空を忘れようと女と寝た。
‥けど、最後までは無理だった。
いつも、星空の顔が頭に浮かんで
忘れようとしてのに‥無理だった」

「篤輝‥」

「‥都合よすぎるよな!
でも、もう自分に嘘着いたまま‥
後悔したままなんて嫌なんだ‥」

「‥うん」



俺は、俺なんだ。

俺の人生、俺が決める。