それから、

「‥お前は、それでいいのか?」


落ち着いた海地が、
そう聞いてきた‥。


「いいわけねぇだろ‥」

「だったら!‥」

「これでよかったんだ」

「‥なんで」

「星空には幸せでいてほしい‥
俺といたら‥星空は
幸せになれない」