高校に入っても
特にしたいコトも見つからず、たまたま保健室に居た子をまた抱いて
眠ってたトキ
私に出会ったらしい。
「なぁ、覚えてる?」
「‥‥?」
「俺、高校に入る前にお前と会ってたんだよ」
「えぇ!?」
「ほら、電車ん中で‥いっぱい荷物持たされてた‥‥」
電車の中
たくさんの荷物
‥‥‥!!!!
「あのトキ、の‥?」
思い出した。
いつもパシりにされてた私。
毎朝有華たちの荷物持ち。
もう慣れたコトだった。
そんなトキ
突然現れた王子様。
「うそ、でしょ‥?」
その彼が、輝いていて
助けてくれた後、頭を撫でてくれたコトがすごく嬉しかった。
「マジ」
また会いたいって思ってたけど、結局会えないまま、その記憶は薄れて行って‥‥‥。
それがいま、
その人がいま‥‥
目の前に居る‥‥?


