だけど廊下では高い悲鳴と彼の名前が交差してた。 琉風! だんだん近づいてくる悲鳴と共に私の中の心臓も高鳴りだした。 そして―― 「キャ―!琉風くんだぁ」 有華を含めた女子たちは次々にそう叫んだ。 目の前の人が もう私の手の届かない人って分かってる。 わかってるの。 だけど‥‥ 気づいてほしかった。 だから だから キミの瞳を遠くから見つめた。