ねぇ、好きなの。



好きだよ。




好き‥‥。







この気持ちは変わらないよ。


変わるわけ無いじゃん。




「そっか‥‥」




琉風、悲しそう。



こんな琉風始めて見た。



痛い。


胸が痛い。




「ゴメン‥ゴメン‥‥」




「謝んなって」




だって


琉風は何一つ悪くないのに。




「じゃあ‥」




「うん‥‥。」





パタンという寂しい音を立ててドアが閉まるのを確認すると、


堪えていた涙が溢れ出した。



いままでで最高に

これ以上流せないくらい













そして私たちは終わった。