やっぱり・・・。
「三國から離れてほしくて私をイジメるのは、間違ってる。そんなの意味ない。それとも、三國が私に気があるように見えたの?違うよね。三國と仲良くしてる私を見て、羨ましくなったんだよね。自分が何もできないから」
頭にきた。
思ったこと全部、言った。
きっと、すごいひどいこと言った。
でも、それでも、怒りは収まらなかった。
私は八つ当たりとして利用されてたんだ。
麗花ちゃんを見ると、ぐっと歯を食いしばってた。
「だって・・・」
手をギュッて握って怒りを抑えてるみたい。
「ムカついたんだもん。私、ルイくんと話したコトもないのに、あんたはいつも一緒で・・・ズルイって思った・・・」
あぁ。そっか。
これが、麗花ちゃんの本当。
気持ちの処理を間違えてしまった麗花ちゃん。
悲しすぎるよ・・・。
「でも・・・きっとルイくんは、あんたが好きだよ」
・・・『ルイくんはあんたが好きだよ』?
え?
「な・・・なんで!?」
意味がわからない。
いきなりの衝撃発言に、心臓がドキンドキンって音をたてる。
「だって・・・私言われたの・・・」
麗花ちゃんは、悲しそうに下をむいた。
「カノに今度また何かしたらおまえを許さないって」
「いつ!?」
「昨日・・・あんたが倒れた時・・・。ルイくん、あんたをお姫様だっこして、保健室に連れて行ったんだよ」
三國が、私をお姫様だっこ!?
お姫様だっこって!あの!???
「うっ嘘!!」
信じられない!三國が、私を!
「嘘じゃないわよ」
顔をひきつらせる麗花ちゃん。
切なそうに、話し続ける。
「あんたを必死に抱き上げて連れて行ったの」
三國・・・そんなこと、一言も・・・。
「きっとあんたが好きなんだよ」

