私は用事ができたって三國にウソをついて、麗花ちゃんのいる、裏庭へ行った。
「来たのね」
待ってたのは、麗花ちゃん一人。
とりまきの3人はいない。
本当に話だけなのかな?
「・・・話って?」
私を見つめていた麗花ちゃんは、一回下を見て、また私を見た。
「・・・ルイくんと仲良くしないで?」
言いにくそうに、麗花ちゃんは言った。
カチンときた。
「意味わかんない。私はそれはイヤって言ったはずだよ。だから、イジメられたし・・・絶対イヤだから!!」
私は麗花ちゃんを見て、はっきり言った。
腹が立ってしかたがない。
自己中心すぎる。
「あんたルイくんと付き合ってんの!?」
麗花ちゃんも怒ったみたい。
三國と付き合ってるの?と聞かれて悩んだ。
付き合ってる訳ではない。全く。
でも、登下校も一緒で悩みも話し合うのは、どういう関係?
あっ!友達以上恋人未満ってやつかな?
でも、ただの勘違いかも・・・。
三國軽いし、私のコト遊びなのかも・・・。
そしたら、恥ずかしいな・・・。
私、自惚れやろーじゃん。
「・・・もしかして、付き合ってるの!?」
麗花ちゃんが、本気で焦っていた。
しばらく返事がなくて麗花ちゃんはそうとらえたみたい。
「違う。付き合ってない」
私は麗花ちゃんに言った。
でも麗花ちゃんは、その答えに不満があったらしい。
「ならなんで、いつも一緒にいるの!?離れたくないって言うの!?」
麗花ちゃんは、大声を出して、私を攻めるような口調。
ふと思った。
なんとなく・・・
麗花ちゃんは三國が好きなのかな?
って。
超にぶい私でもいい加減分かるよ。
だから、三國とよく一緒にいる私に腹が立った?
ムカついた?
ズルイって
私をイジメたの?
だからって・・・
私をイジメるのは、違うと思うな。
「麗花ちゃんは三國が好きなの?」
思い切って聞く。
麗花ちゃんは真っ赤になる。

