tiramisu.



それに、今日になって昨日と変わった事がある。
・・・それは、みんなの視線。
今日よりみんなの視線が冷たく、きつい目つきに。
私を見る目が、
きっと、またくる。
昨日の麗花ちゃんの言葉。
『またイジメるから』、またイジメられる。
頭から離れないあの声。
教室の中の、この変な空気。
あの時と同じ。
私がイジメられる前兆。
チャチャチャラ~♪
携帯のメール受信音。
私の携帯だ。
三國とのアドレス交換が終わり、携帯を机の端に置いていた私は、すぐに携帯を開いた。
携帯を開くと、メールが届いていた。
受信[麗花ちゃん]
見た瞬間、心臓がとまった。
嫌な予感しかしなかった。
[いつもの場所に来て?来ないと許さないから]
麗花ちゃんからのメール。
無視したらどうなるのかな・・・?
「なんだこれ!」
隣の席から三國の声。
「!」
私に体を寄せて、私の携帯を三國が覗く。
三國が麗花ちゃんのメールを見てしまった!!
私はとっさに、麗花ちゃんを見た。
廊下側の席の麗花ちゃんは、三國にメールを見られたということに気づいてないみたい。
ホッと肩をなでおろした。
「なんでもないよ!気にしないで!!」
私は焦りながら三國に言った。
必死の作り笑顔。
三國は巻き込めない。
それに、三國にバレたと麗花ちゃんがきづけば、イジメは悪化すると思った。
私のそんな言葉に三國は
「ふーん。分かったー」
って適当な返し。
絶対分かってない。
「ちょっとトイレ」
トイレって言って三國から離れた。
麗花ちゃんの所に行かなきゃ。
戦わなくちゃいけない。
同じ様に、またイジメられるのは嫌だ。
もう、繰り返さない。
私は、覚悟した。