あなたは運命を信じますか?

「あーー疲れたー。」

学校にやっとの思いで着いた私は
机に顔を埋めた。


「もっと早く起きればいいのにねー」


そう言って私の前の席に座ったのは
親友の佐藤あゆみ。


「んーそうだねー」


これは、私たちのあいさつとも
言っていいような会話である。





「あっ!!そういえばさ、昨日のアレみた??」
「アレって??」
「昨日から始まった〝運命〟がテーマのドラマだよ」
「あー。アレね。見たよー」


実際、運命の赤い糸とか言うけど
私はそんなの信じていない。
だから昨日のドラマも
ばかばかしいと思いながら見ていた。





でも、そんな私に
運命の出会いがやってくるなんて
この時には思ってもみなかったんだ……