「えっ、いいの?今さらだけど……」
「いいのって、恋人はみんなするんでしょ?」
「まー……」
「じゃあ、いいよ」竜二は私の決意した顔を見て頷く。

「優しくするから」そう言って再びキスが落ちた。少しの間キスをしてから口と口が離れた。

体全身が熱くなった。

「ちょっと目、瞑ってて」
「うん」そう言われて目を瞑る。

カチャカチャ音が鳴っている。目を開けたいけど何となく怖くて目があけられない。

しばらく時間が立つと下に違和感を感じる。

ちょ、ちょっと待って!!

す、スカート……
スカートを脱がされていることに気付いた。

「待って、待って」目を瞑りながら声を出す。

「今度は何だよ……」パッと目を開けるとパンツ一丁の竜二。

「キャーっ!!!!」
「う、うるさいって」口を押さえられる。

「な、何で……パンツ一丁…」よく見ると私もパンツだけに。