「うん」私は普通に返事して竜二の家に向かった。
竜二の家はいつも誰も居ないのだろうか。一回目来たときも誰も居なかった。
それとなく家族のことを聞いたけどスルーされた。
と、いうことは聞かれたくない話。
だから私はそれ以上聞かなかった。
家に上がっても普通だ。2人で話をするだけ。
でも今日の竜二は何だかそわそわしていた。
ベッドにあがってキョロキョロしたり、トイレに2度も行ったりして。
「どうかした?何かそわそわしてる」
そう言って笑うと「お前のせいだ」と言われた。
「えっ??」私のせい?何かしたっけ?
そう言うと竜二は立ち上がって部屋の明かりを消した。
「えっ、何で」突然明かりを消したことに驚いて自分も立ち上がるとそのままキスされた。



