「そういや、桃子今日2ヶ月記念日じゃない?!」
「うんっ」私は嬉しそうに竜二のことを話す。

「今日はデートですか〜?」詩がニヤニヤしながら尋ねてくる。

「まーね」部活が始まるまでべらべら喋る。これがたまらなく楽しくて。


「でもまさか真逆の2人がねー早いね、2ヶ月」
ボールを打つ順番を待っているとき詩が話しかけてくる。

「私も思わなかった。最初、告白されたときはほんとどうしようかと思ったけど、今は幸せだよ。」

「そっか。私も桃子が幸せで嬉しいよ。」

私と詩はお互いに笑いあった。