__な、何を……。


日向の表情が曇る。


「とりあえず座って」

心重はカウンセリング用の椅子に腰かける。

「僕に質問とかある??」

「質問…‥」


日向は少し悩んでから話し出す。


「どうして私が心重先生の助手か知りたいなぁっなんて」

心重はクスッと笑うと窓の外を見ながら話す。


「誕生日が同じだからさ」


「同じ…‥??」

「うん、君と僕の」


日向は驚いた顔を見せた。
誕生日が一緒って言う方より、それだけで決めたのかって感じで。


「日向さんは可愛いね」

「はいっ!?」


日向は勢いよく心重を見る。
そんな日向を心重は見るなりクスッと笑う。


「次は僕から質問していいかな」

「い、いいですよっ」


心重は少し考えて日向を見て話し出す。


「日向さんは僕の助手って嫌??」


「ふぇっ!?」


__な、なによぉいきなり!!

日向は顔を真っ赤にしている。
またそれを見て心重はクスッと笑う。

「なんか勘違いしてない??」

「はい!?」

「僕はただ嫌か聞いてるだけですよ〜」