★俺様執事★


 階段につまずき転びそうになった私を荒木が支えてくれた。


 『ったくあぶねーな』

 と言いつつも少し顔が赤くなってたのは気のせい?


 テーブルには朝ごはんがきれいに並べられていた。

 『今日も荒木が作ったの?』
 私が聞くと荒木はニッコリ微笑んで、


 『はい。お嬢様のために心をこめてお作りしました^^』

 さっきの俺様ぶりはなんだったのかと思いおもわず笑ってしまう。


 荒木はそんな私を黙ってみつめていた。


 『お嬢様、今日は学校がおやすみですが午後からお友達の華恋様が 
 遊びにきますよ。』


 『華恋かぁー・・』

 荒木にばれないように小さくため息をつく。
 
 華恋とは昔からの幼馴染だけど、荒木を気に入ったみたいで最近は
 荒木目当てに来ることが多い。

 
 朝ごはんを食べ終えて着替えていると・・

 『遊びに来たよー』
 
 華恋の元気な声が家中に響いた。