クリスマスに別れのKiss 【完】



上杉隼人は、真奈美さんが好きなのかな…?





そんな事はアタシが考えたってわかるはずもないし、わかったところで何もできない…。





「アタシには関係ない…」



「そうだな…」





上杉隼人は遠くを見つめたまま、アタシの事を見ようとはしなかった。





彼が怒っているのか…



悲しんでいるのか…



アタシの考え過ぎなのか…



アタシには判別できなかった。