それ以上、アタシ達は何も話さずに歩いた。 真奈美さんの横顔はなんだか寂しそうだった。 もしかして… 上杉隼人は、真奈美さんの事が好きなのかな…。 なぜか… そんな事が頭をよぎる。 学校では見せないくらいに、無邪気に笑う今日の上杉隼人…。 どっちにしろ、 アタシには関係ないこと…。