お互い都合のいい関係。



彼はエッチが嫌いな彼女の代わりにアタシを抱く。



アタシはエッチが好きだから彼に会う。





エッチをしている時間が好き。



何も考えなくいい…この時間が好き。




ガタン!



突然、部屋のドアが開いた。




「雅人…何してるの!?」



顔を化粧で塗りつくした女が、物凄い形相でこっちを睨んでいた。





会った事はないけれど…



たぶん…彼女。



年齢的に母親という事は考えづらいし…。