「おまえホント変わってるな」 「アタシから言わせれば、みんなの方が不思議…」 「どこが…?」 「誰かを好きになって何のメリットがあるの?」 ……。 返事はなかなか返って来なかった…。 いなくなったのかと立ち上がろうとすると、 「おまえって…可哀相なやつだな」 つぶやくような声が聞こえた。 可哀相…か。 アタシは寂しくもなければ、 悲しくもないし、 辛くもない…。 それでも、アタシは可哀相な人間なのだろうか…。