海「さぁ、しかしこれで終わりなのか?」

いくらなんでも、俺を殺そうとしてる奴がこんなので終わるとは思えない。

ピルルル

海「ん?俺だ。」

ケータイが鳴りディスプレイを見ると姫華だ

海「もしもし?姫華?」

『鬼崎か?』

海「…ッ!? 黒崎!? 」

陸・爽・清「!!」

流『フフッ、こうして電話に出られてるという事は、やはりあの人数でも駄目か。』

海「テメェ…何で姫華のケータイ持ってんだよ…」

嫌な予感がする。胸の奥がざわついて落ち着かない

海「答えろ…。姫華はどうした!?」

すると、クスクスと笑い声が聞こえた。

流『姫華は無事だよ。今はね…?
……姫華を預かったから、返して欲しかったらおいでよ。』

海「貴様!」

流『場所は◯◯倉庫。1人でおいで?
急がないと…姫華を…

クスッ、じゃあね。』

ブチッ

電話が切れ機械音が鳴る。

海「クソッ!」

ケータイをしまい駆け出す。

陸「お、おい!海斗!」

陸が制止するが止められない。

海「…ッ!姫華…姫華!」

待ってろ!今行くから!!