♪~♪~♪
陸「海斗、メール。」
陸が俺の携帯を投げて寄越した。
海「ん。」
受け取って確認すると姫華だった。
『最近、黒崎が私を海斗から引き離せと言ったみたい。だから涼君と今、明日は買い物に行こうかって話してる。何かしらアクションするかもしれないから賭けてみない?
…って訳だから、一応気を付けてね?』
ふーん。そうだよな、そろそろ何かあってもいいよな。
『わかった。そっちも気を付けろよ』
こっちに来るならそれでいいがもし、姫華に危害を加えられたら…
海「俺は、冷静にはいられないな…」
陸「? 何が?」
海「いや…」
陸に手を振り何でもないと言う。
この時、もっと姫華と一緒にいれば良かった。
後悔しても遅い。だから…
必ず、助けに行く。この命をかけても!