姫「えっ!?あ、ごめん!最近海斗とデートしてないなぁって思って」

慌てて言い訳したが苦しいかな?

涼「そうなんですか?」

―ギリギリ次第点です。気を付けて下さい。―

筆記で褒めてくれた。ギリギリだけど…( ̄▽ ̄;)

涼「では明日は僕と新しい服を買いに行きましょう?」

―そういえば、流に姫華さんを海斗様から引き離せと言われました。―

姫「…! 服を…?」

涼「ええ。新しい服を着てデートするのもよろしくないですか?」

―1度、何かしらアクションをしてくるかもしれません。
どうします?―


姫「……そうだね、行こうかな?」

カリカリと私もノートに書き込む。

―海斗達も痺れを切らしてきた。賭けてみようか。―

涼「…わかりました。可愛いお洋服、選んであげますね!」

口では明るく言う涼君は不安そうな顔をしていた。

―大丈夫。皆強いし、黒崎を酷く傷付けない。―

そう書いて見せたら少し笑った。